お風呂上がり、顔で終わりにしていた私が、ひじとひざを思い出すまで

スキンケア

夏はベタつくから、乾燥なんてほとんど気にしていませんでした。

でも、お風呂上がりに部屋着へ着替えるとき、ひじとひざが少しカサッとしているのに気づいたんです。半袖や短い部屋着になると、前より目に入りやすいんですよね。

顔のことなら急いでケアするのに、体は「明日でいいか」。夏でも乾く日があるっていう当たり前のことを、私はけっこう長く見落としていました。

🌸 夏の体は、気にする順番のいちばん後ろだった

ひじは机につくことが多いし、ひざは床に座るときに触れます。エアコンのきいたオフィスで、8時間くらいは机に肘をついている計算になります。特別なことをした覚えはないのに、こういう場所にちょっとずつ出るのかもしれないな、と思いました。

というより、たぶん見ていなかっただけです。

夏はベタつくものだと決めつけて、自分の体が乾いている可能性を、はじめから頭の外に置いていました。冬なら真っ先に気にするのに、6月を過ぎたあたりから、体は「そういう季節じゃない」ことになっていたんです。

🔍 「顔で終わり」という線が、私の中にあった

なんで続かないんだろう、と考えていて、ひとつ思い当たったことがあります。

私の中では、スキンケアは顔で終わるものだったんです。化粧水を塗って、乳液を塗って、はい終わり。この「はい終わり」の線が、毎晩きっちり顔のところに引かれていました。

だから体は、サボっていたというより、そもそも順番に入っていなかった。忘れていたんじゃなくて、最初から予定になかったんですよね。そう気づいて、ちょっと笑ってしまいました。

やる気の問題だと思っていたことが、じつは順番の問題だった。これ、私にはわりとよくあります。

明るい窓辺の木の台に置いた白いタオルと淡い色の部屋着

💧 顔のあとに、一度だけ見る

それで変えたのは、順番のほうでした。顔が終わったところで「はい終わり」と言わずに、ひじとひざを一度だけ見る。それだけです。

丁寧に何種類も塗ることじゃなくて、区切りをひとつ後ろにずらすこと。気になる日は塗るし、なんともない日はそのまま部屋着を着ます。1週間のうち、実際に塗っているのは3日か4日くらいだと思います。毎日きっちりやらないほうが、私にはかえって続きました。

夜10時をまわっていても、ひじとひざだけなら1分もかかりません。「ちゃんとやらなきゃ」じゃなくて、「今日はここだけ」で終えていい。そう思えたら、少し気が楽になりました。

もし赤みや強いかゆみが続いたり、いつもと乾き方が違ったり、痛みがあったりするときは、乾燥だと決めつけずに皮膚科などで診てもらおうと思っています。ただの乾燥じゃない日も、たまにあるので。

💡 終わりの線を、少しだけ後ろにずらす

夏の体は、気にしていないと本当に忘れます。私の場合、忘れる原因は疲れでも面倒でもなくて、「顔で終わり」という線が、勝手に引かれていたことでした。

その線を、ひじとひざのぶんだけ後ろにずらす。今夜できるのも、たぶんそれくらいです。忘れたら、明日また思い出せばいい。夏の体とは、そのくらいの距離が、私にはちょうどいいのかもしれません。

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